基本編
水槽設置と
魚の導入
水槽と器具を揃え、さぁ次は魚を買おうとお店に…。ちょっと待って下さい。
まずは水槽や器具をセットし、水を張り、ろ過装置やヒーターを作動させて飼育水槽を完成させましょう。
焦る気持ちは分かりますが魚の購入はまだ先です。


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* A q u a M o d e *
【水槽・器具をセットして飼育水槽を作りましょう。】

水槽を買いました。器具も店員さんに嫌がられるほど質問責めにして買い揃えました。
さぁ水槽を組もうて…ってどうやるの…?
ここではその方法をステップ解説します。
*********

@水槽の置き場所を決めましょう。
水槽台を購入したかたはそこの場所を再確認しましょう。水槽台の後ろには腕1本入るくらい余裕を持たせておくと、後々便利です。

A水槽・器具を洗いましょう。
「洗剤を使わずに」水かぬるま湯でよく洗いましょう。水槽にはゴミやボンドの成分がよく残っています。力を入れず念入りに。電気器具には水をかけないように気をつけて。

Bバックスクリーンを貼ります。

C水槽台の上に水槽を乗せます。

D底砂(ソイルをのぞく)をよく洗います。
米研ぎの要領で水を張り軽く混ぜてから水を捨て、研ぐようによく洗います。張った水が透明になるまでよく念入りに洗いましょう。実際の米研ぎも上手くなって、お母さんや奥さんに感謝されるようになるかも知れません(^-^)。

E底砂を敷きます
水槽後面にはやや厚め、前面には薄く敷くと奥行きが出て自然です。

Fヒーター・サーモスタット・水温計をセットしましょう。
今回は上部フィルターを使いますのでそれに基づいたセットをします。
まずヒーターは、上部フィルターから水が落ちて来る側に底に寝かせてセットします。

サーモスタットと水温計のセンサーはヒーターと反対側、ポンプの吸い込み側に、かつなるだけ底にセットします。サーモスタットの本体は水槽上方の壁など見やすい場所に設置します。

G上部フィルターをセットしましょう。

ろ過槽内に、高機能ろ過材やウールマットをセットし一度水を通します。その後水槽上面にセットしましょう。

H水槽に水を張ります。
水道水をそのままか、温水器(25℃くらいに設定し、最初の3〜4分の水は使わない)の水を入れましょう。水槽底砂に皿を敷くかスチロール板を一枚いれ、上から静かに注ぎます。張る量は7分目くらいに。後々流木や水草などを配置するためです。ここでカルキ中和材を規定量添加します。

J流木・岩・水草を配置します

特に岩は慎重に。コツンと落として水槽がバキッというパターンはよく聞く話しですが、悲しすぎる事です。充分に気をつけて。
次に必要かつ好みの箇所に植えて行きます。水草は事前に余分な枝や枯れ葉を取り除き(トリミングと言います)、巻き貝やヒルの卵などを取り除きます。

K水を抜く
一度水を抜きます。「なんのために?無駄じゃないか」と思われるかもですが、岩や水草や流木などからも汚れが出て水が濁ります。
ただし全部水を抜かず1/3は残しておきます。

L水槽に再び水を入れましょう。
今度は飼育水として使いますので中和剤と粘膜保護剤全て規定量を添加します。そして水槽の側面ガラスのなるだけ上に静かに当てるように注水します。抜けてしまう水草は改めて植えてあげましょう。

M各電気器具の電源を入れましょう。
ろ過装置、ヒーターとサーモスタット、水温計、蛍光灯などの電源を全て入れて、サーモスタットの温度調整を行ないます。
魚により温度は異なりますので、以下を参照に。
*小型熱帯魚(グッピー・ネオンテトラ・プラティ・ソードテールなど)
…25℃から26℃

*ディスカス・アロワナなど…27℃〜28℃

*金魚・日本淡水魚
…基本的にヒーターは必要ありませんが、冬場など水温が10℃を下回るような場合は水温15℃くらいになるようにヒーターを作動してやる事も有効です。


水槽設置当初48時間は蛍光灯を付けっ放しにして植えたばかりの曲がった水草を真っ直ぐになおします。それ以降は朝付けて夜寝る前に切るサイクルを守って下さい。

こうして水槽設置が完了したら、最低1週間は魚を入れず水を循環させて、ろ過槽や水のコンディションを整えながら(水作り)水草の根が張るのを待ちます。
設置後4〜5日目に一度1/4ほどを水換えします。中和剤と粘膜保護剤の添加はいりません。


いよいよ、魚を購入するのを待つ段階になりました。
お店などにこんな魚が欲しいんですが、扱っているか聞いてみたり、飼いたい魚をお店に探しに行ったり、
これから始まるアクアライフに想いを馳せて楽しみましょう。

2/12^08:44[編集]
* A q u a M o d e *
【魚の購入時<br>気をつけること】

お店に行くと様々な熱帯魚が居て目移りしてしまいます。あれもこれも欲しいなぁと予定外の衝動買いまであるかも知れません。

魚を選ぶ時に大切なのは、お店の雰囲気に惑わされず、魚をよく観察しましょう。
ここでは購入時に注意して観察するポイントを簡単に解説します。

◎購入を避けるべきポイント

〜目〜
・目が白濁している。
・血がにじんでいる。(魚の中には黒目の周りが赤いものもいます。判断が付かない時は、お店の人に聞いてみましょう)
・両目,片目が異常に飛び出している(ポップアイという病気の可能性あり)

〜鼻編〜
・内側が異常に赤く見える(内出血の可能性)
・鼻周辺がただれている(金魚の中で中国花房は鼻の周りにビラビラが付いている種類です。)

〜口〜

・正面からみて上あごか下あご、あるいは両方がまがっている。
・口先に血がにじんでいる。
・異常にパクパクしている

〜えらぶた〜
・片方、両方のえらぶたが短くてえらがのぞいて見える。
・えらぶたがめくれている。
・片方のえらぶただけで呼吸している

〜背部〜
・正面から見ると肉がそげたようになっている(痩せすぎ)

〜はらびれ〜
・左右の長さが不均一
・折れ曲がっている
・全体に血がにじんでいる


〜体〜
・擦り傷がある
・ウロコがはがれている
・血が滲んでいる
・穴があいている
・内出血がある
・ウロコの並びに乱れがある
・くぼみがある
・ニキビ状のものがある
・背骨が曲がって変形した姿になっている
・体表面に粘膜がかかり白い(繁殖期に入っている事もありますが、お店の人に要確認を)
・体色が極端に薄い、または黒い


〜尾びれ付け根〜
・上下に極端に曲がっている

〜各ひれ共通〜
・先が溶けたようになっている。
・血が滲んでいる
・先がバラケている
・ヒレが折れている
・白くなり濁っている

〜肛門〜
・異常に飛び出して腫れている
・血が滲んでいる
・白い糸状のものを常に引きずっている(日本淡水魚のタナゴの仲間のメスは産卵管を出している場合があります)

〜その他観察〜
・餌喰いが悪い
・痩せている
・頻繁にカラダを震わせる
・時々上向きになってアップアップ泳ぐ


などです。
魚を購入に行く際はまずお店に電話し、希望の魚がいるか確認しましょう。
その後お店に行き、よく観察してから買う事が大切です。
今は通販がありますが、よほど魚の見極めに慣れたかたでないとオススメしません。
最初はお店で色々な魚を見て目を肥やしましょう。


さて魚をよく観察し購入しました。我が家に到着し、持ち帰り時の袋をいきなり開けて魚をドボン!はやめて下さい。
温度合わせと水合わせをしてやります。

まず袋ごと水槽に漬けます。だいたい1時間〜2時間。すると飼育水槽の水温と袋内の水温が合ってきます。これが温度合わせです。
次に袋を開けて、小さな紙コップを用意。紙コップ半分ほど水槽の水を汲み袋の中に入れます。そして紙コップ1/3ほど袋の中から汲み出してバケツに捨てます。
また飼育水槽から今度は2/3ほど汲み袋に入れます。
そこまですれば今度は袋から紙コップ1/3ほど飼育水槽に戻します。あとは紙コップ1/3水槽から入れたら袋から同じ量を水槽に戻す。これを5回ほど繰り返して下さい。
これが水合わせです。

人でも、暖かい部屋から寒い外へ急に出ると体が縮こまって嫌ですよね。魚は特にカラダが小さいので温度差に敏感です。

また人がどこかに旅に出たとしましょう。たまに聞くのが水あたり。行った先で水が合わず調子をくずす。
魚でも同じです。

ですから温度合わせと水合わせは大切な事なのです。

せっかく買ってきた大切な魚です。
焦る気持ちは分かりますがここはもう少しの我慢。きっちりと温度合わせと水合わせをしましょう。

水槽に放しやがてすぐに元気な愛らしい姿を見せてくれます。

あなたのアクアライフがスタートです。

2/12^07:09[編集]

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