2008年4月6日(日) 【さくら さくら】 さくらまつり、でした さくらを見上げると思い浮かべる脳裏の光景 思い出す一人の女性 ひょっとしたら今僕がこの世界にいるための出会いだったかも。 その女性 残念ながらもうおなくなりになってます もう８年くらい前になります 「おばあちゃん」と呼ぶにはこちらが恥ずかしくなるくらいお美しい方でした 軽い気持ちだったのかもしれない お涙ちょうだいの取材だったのかもしれない 女性は 太平洋戦争で旦那さんを亡くしました 特攻隊でした 想いを重ねた事 愛を伝えた事 笑いあった事 そして 待ち続けた事 女性の想いは、逢う瀬を重ねた町外れの丘にとどまっています 大きなさくらの木のある丘に さくらを見ると想いを馳せる さくらの花びらのなかで遥かを見つめる二人を さくらのように散った男性を さくらに寄り添いまつ女性を そして その光景は あらゆる関係を飲み込み あらゆる想いをひきづり 相模原にもあったのです ６０余年前 日本は戦争と言う歴史に飲み込まれました あの戦争が正しいのか 間違いなのか 私には明確な答えがないです しかし 私は放送の世界にいます だから 伝えなくてはいけない事があります 伝えなくてはあまりにも悲しい さくらの木の想いは 歴史を 想いを その中に生き続けた人々を 月光団の未編集素材に 同じような場面を描いた取材素材があります 相模原にも あの時 同じように さくらが咲き さくらが散りました いつしか 次のさくらが満開になった時 みなさまに お伝えしたいと思います その時まで 番組が続いていればいいですが [ｺﾒﾝﾄする] [更新通知] ＜＜重要なお知らせ＞＞@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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