1/1ページ目 朝、目が覚めると、一面雪景色だった。 久しぶりの雪に、僕も光も外に行こうと盛り上がっていた。 「久しぶりだね! 僕、雪って大好きなんだ」 光が嬉しそうに言う。僕も笑顔で頷く。 昔から、雪が降ると、光は機嫌が良かった。 「馨〜、この服きて!」 「うわぁ、懐かしい!!」 光が持ってきた服は、去年買った服だった。 これを着るのは初めてだ。 「そういえばあったねー。でもよく見つけたね」 「まぁね、今日のためにとっといたから」 「え…」 あっ、と思いだした。 そういえば、初雪の日はいつも新しい服だった。 「覚えてる? いつも初雪の日は僕が選んだ服を馨に着せてるの。……うん、似合う。やっぱり馨は天使みたいだ」 光はとびっきりの笑顔で僕を見る。それだけで、顔が真っ赤になる。 「ば、バカじゃない!!」 けど、と光が選んでくれた服を見る。 光が選んでくれた服は、僕の趣味によくあっていて……。 それに何より…光が僕のたもに選んでくれたってのが嬉しくて…… 「馨は素直じゃないな〜。ま、そこが可愛いんだけど」 「もうッ!」 やっぱり光の選んだ服が一番いい!! [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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