Short Story

呼んだって来ないとわかってるけど
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あぁ、やってしまった…。



たまにはと思い、光にプレゼントを買いに行った午後。

僕は大きなミスをおこしたことに気づいた。



バスが一時間後しかない…。



いつもなら使用人に向かいに来てもらうのだが、運悪く携帯を置いてきてしまった。



それに冬だからか6時でもとても暗い。

正直、心細い。



周りに人の姿は見当たらない。

どんどん暗くなっていく。




光…。



涙が出そうになる。




どうしよう、寂しいよ…。




「……ひか、る」




声にだして呼んで見ても、返事はない。




「ひかる、……ひか」




呼んでも来てくれないことは分かってる。



それでも寂しい。




もう人っ子一人も通らなくなってしまった。


真っ暗闇。





嫌だ、怖い…





光……












呼んだって来ないと
わかってるけど





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