1/1ページ目 午後二時。 灯りがないから、周りが全く見えない。 隣に光がいることだけしか分からない。 あぁ、寝れないなぁ。 心の中で呟く。 言葉にすると、光が起きそうだからだ。 昼寝なんかするんじゃなかったー!! 後悔する。 あぁ、怖くなってきた……。 「ん…かお、る」 「え…」 ね、寝言? ど、動揺しちゃった…。 光の方に目を向ける。 動いた気配はなかった。 ふぅ、と胸をなでおろす。ふと、光の頬に手をそえる。 ねぇ、どんな夢を見てるの? 心の中で問いかける。 光は夢でどこにいるの? 誰といるの? 僕といるの? 「ねぇ…光……」 「ん…か、馨?」 しまった!! 手をパッとのかす。 が、その手は光によってつかまえられる。 「あ、ひか…る」 「馨!! どうしたんだよ!!」 「ごめ…、起こしちゃっ」 「何で寝てないんだよ!!」 うぅ、と光に抱きつく。 ダメだって…。 そんな…声で心配されたら…… 甘えてもいいの?? ねぇ…… 「光、ひかる…」 「馨、落ち着いて。ねぇ、寝れないの?」 「うん…、ひかる、光…一緒に寝よ…」 「ごめんね、先に寝ちゃったから…」「そ、だよ…ひ、光のバカ…」 「ん、ごめん…。ほら、横になって、ぐっすり寝なきゃ…ね?」 「ん、光、おやすみ。絶対、先に寝ないでよッ!!」 「うん……おやすみ」 …あぁ、ごめんね。 自分でも分かってる、ワガママ言ってるって。 けど、ごめんね、今は甘えたい。 たまにはいい? 「光……ありがとう」 僕の心に灯りをくれて、 ありがとう。 ――――――――――――200をふんでくれた耀様へ 遅くなってごめんなさい↓↓ [指定ページを開く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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