ダンボールコンポストの作り方

コンポストとは堆肥(たいひ)の事です。堆肥とは、微生物(菌類やバクテリア)が分解した有機物の栄養分を、植物が吸収しやすい状態にした有機肥料です。

ゴミ問題、エネルギー問題の一環として、家庭から出る生ゴミをゴミ回収に出さずに利用して、自宅でコンポストを作ろうというもの。段ボール箱を使うので、ダンボールコンポストと呼ばれています。

家庭ゴミの排出量が減るとゴミの焼却量が減って、その分の燃料費が軽減できることになります。一方、家庭においては生ゴミが全く出なくなるので、特に夏場などのゴミ出しの際に衛生的ですし、ゴミの量が減るので袋代の節約にもなります。
出来上がったコンポストは安全で栄養分が豊富ですので、家庭菜園や花作りの肥料として最適です。

このように複数のメリットがあることから、ダンボールコンポスト運動が全国に広がっています。材料さえ揃えば、実際のコンポスト作りは簡単。ぜひトライしてください。

◆材料

■35〜6cm角の丈夫な段ボール箱…1個 ※みかん箱などスーパーで貰える箱も可
■厚手の段ボール紙…1〜2枚(中敷き用)
■腐葉土またはピートモス…15リットル
■もみ殻くん炭(ライスコール)…10リットル ※もみ殻を炭にしたもの
■箱を置く台になるもの ※レンガ、ビールケース、ポリポットのトレー等
■コンポストキャップ、または古着のTシャツ…1枚 ※虫が入らないように箱にかぶせる袋を作ります。(詳細は後ほど)
■荷造りテープ(紙製のテープ)とハサミ
■移植ごて(シャベル/スコップ)

◆コンポスト作りの準備

 
 ▲ダンボールコンポスト

1)段ボール箱はビールケース程度の大きさです。必ず防水加工してないものを用意してください。箱の底や角を荷造りテープでしっかり補強します。箱に取っ手の穴があれば、テープでふさいでおきます。
2)箱の底が抜けないように、段ボール紙を切って箱の底に敷きます。なるべく、底にぴったりはまるように敷いてください。
3)腐葉土またはピートモスと、もみ殻くん炭を箱に入れて、移植ごてでよくかき混ぜます。これがコンポストの基材になります。
4)虫よけのコンポストキャップを作りましょう。
Tシャツの袖を切り、首まわりと袖の部分を縫って袋を作ります。箱にかぶせてみて、虫が入る隙間がなければOKです。

 
 ▲虫が入らないようにコンポストキャップをかぶせておく

※材料が手に入らない場合はダンボールコンポストセット(税込み2,882円)が通販で購入できます。
問い合わせ先/循環生活研究所
http://www.jun-namaken.com


◆置場所

雨に濡れないベランダや軒下に設置します。箱の底の風通しを良くするために、レンガやトレーを置いて、その上に乗せます。
ダンボールコンポストは、意外にもほとんど臭いがしないので、置き場所に神経質になる必要はありませんが、虫が集まって困る時は、ベランダや屋外に吊り下げておくタイプの虫よけがおすすめです。
実際の作り方は次のページで。

コンポストを作る

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